睡眠障害でお悩みの方へ
登場人物
ククリちゃん
野球をしている元気な小学生の女の子。青山先生の娘。
青山先生
青山バランスアップ治療院院長兼、ククリちゃんのお父ちゃん
小学生のククリちゃんが、カラダの悩みについて治療家でお父ちゃんである青山先生に質問します。
青山先生は小学生でも解りやすいように説明していきます。
睡眠障害の特徴
朝起きれないー、学校で眠いー、集中力がないー、これは不治の病に侵されているのよ!
不治の病って…、それは睡眠障害って言うんだよ。ちなみに原因は夜遅くまでタブレットだね。
睡眠障害ですって?私の症状は眠れない夜は枕を涙で濡らす、寝ても鬼のノックを受ける夢で目が覚める、朝はすごく早く起きるから二度寝チャンス!ぐらいかしら。
(二度寝チャンスは症状?)睡眠障害は入眠困難、中途覚醒、早朝覚醒の総称だよ。
ふーん、とはいえ睡眠障害のダメージは眠いだけなんでしょ?
眠気は甘くみちゃいけないなぁ。特に脳梗塞の前兆に急激な眠気が起こる場合があるから要注意だよ!
まずはチェック
▢ ベッドに行きたがらない
▢ 不規則な睡眠リズム
▢ 昼夜逆転
▢ 朝起きられない
▢ 朝に目覚めない
▢ 起床時の疲労感がある
▢ 入眠までに時間がかかるようになった
▢ 夜中に途中で目が覚めることがある
▢ 日中に眠気を感じることがある
▢ 日中に気が滅入るようなことがある
▢ 仕事中の集中力が低下した気がする
睡眠障害とは?
睡眠障害とは、入眠困難、中途覚醒、早朝覚醒などを睡眠に影響が出る病気の総称です。
眠れない原因はさまざまで、ストレスや環境、病気などが関係している場合があります。
日本人の約5人に1人は睡眠障害だといわれています。
睡眠障害3つの種類
①入眠困難
床に入ってもなかなか寝つけない
②中途覚醒
夜中に何度も目を覚ましてしまう
③早朝覚醒
朝早く目が覚め、再度寝付けない
睡眠障害になる疾患
精神疾患
不安障害、うつ病、統合失調症
身体疾患呼吸器疾患
高血圧、心臓病、腎臓病、糖尿病、前立腺肥大症など
皮膚病やアレルギー疾患
関節リウマチ、睡眠時無呼吸症候群、むずむず脚症候群など
中枢神経疾患
パーキンソン病、レビー小体病、多系統萎縮症など
薬物の副作用
降圧剤、甲状腺製剤、抗がん剤、睡眠薬、抗うつ薬など
脳梗塞の前兆としての眠気
主な症状は頭痛・手足のしびれ・言葉の出にくさなどですが、脳梗塞の前兆として急激な眠気が現れることもあります。
脳へ血流が悪くなり、酸素や栄養が十分に行き渡らないことが原因です。
脳梗塞の症状は 片方の手足に力が入らない、しびれる、真っすぐ歩けない、顔がゆがむ、ろれつが回らない、言葉が出ない、言葉が分からない、視野の半分が見えない、箸が使いづらい などがあります。
このような症状が出ている場合は、自己判断しないで医師の診察を受けて適切な診断とアドバイスを受けることも重要です。
睡眠障害が起こる原因
わかった!原因は野菜を押し付けられている、タブレットの使用時間制限されている、前髪について指摘されている。わかった、前髪!前髪について指摘されている!
(前髪命の年頃になったか…)睡眠障害が起こる要因は環境的要因、生理的要因、心理的要因、生活習慣的要因があるんだよ。
ふーん、私は新たに前髪要因説が有力だとにらんでいるわ。他にも何か関係しているの?
前髪こだわるねぇ、実は自律神経も関係しているんだ。
でたーーーっ!ブラック企業もビックリの黄色と黒はゆうきのしるし24時間戦えますか神経でしょ!!でも最近は布団に入ったら即寝てるから大丈夫でしょ!
(例えが長いし古いなぁ)実は寝落ちや5分以内に寝てしまうのは気絶に近いから、睡眠の質はあまり良くないんだよ!
睡眠トラブル4つの原因
①環境的要因
入学や就職、引っ越し、季節の変わり目など
②生理的要因
生活リズムの乱れ、夜間頻尿、皮膚の痒み、更年期のホルモンバランス変化など
③心理的要因
うつ病、不安障害、人間関係の悩み、イライラ、不安など
④生活習慣的要因
入眠前のスマホ、アルコール、喫煙、コーヒーなどのカフェイン摂取など
女性特有の眠気の原因は?
月経や妊娠・出産、閉経など、エストロゲンという女性ホルモンのバランスが変化することにより、自律神経のバランスが崩れ、うつ状態、睡眠が浅くなるという症状が出ます。
このため、質のよい睡眠が得られにくくなり、寝ても寝ても眠いと感じるようになります。
睡眠障害と自律神経の関係性
自律神経は、心身の機能を自動的に調節する神経で、交感神経と副交感神経の2種類があります。
交感神経
起きている時、活動時に優位になる、強く働くと血管が収縮して血圧が上がり活動的な状態になる。
副交感神経
寝ている時、リラックスしている時に優位、血管が緩んで血圧が下がり休んでいる状態になる。
副交感神経が優位になることで眠りは深くなり、疲労回復や免疫力の向上などが期待できます。
しかし、自律神経のバランスが崩れると、睡眠の質や量にも悪影響が出ます。
交感神経が過剰に働くと、寝つきが悪くなる、途中で目が覚める、朝早く目が覚めるなどの症状が現れます。
また、睡眠不足が続くとリラックスできなくなり、日中の眠気や疲労感、集中力の低下、抑うつ症状などが出現します。
自律神経が乱れていると睡眠時に体温がうまく下がり切らず、交感神経が優位になってしまい、「眠れない」「寝ても寝ても眠い」ということが起こります。
よって、自律神経を整えることは、睡眠の改善にもつながります。
寝落ち、5分以内に寝てしまう人は
寝落ちや布団やベッドに入って5分以内に眠るのは気絶に近い状態にある可能性があります。
普段十分な睡眠が取れていない、ストレスが溜まっている、体調が悪いなどが考えられます。
詳しくは「自律神経の不調でお悩みの方へ」をご覧ください。
睡眠障害が起こるしくみ
睡眠障害のしくみについて歌を歌うわ!眠れない夜に前髪伸ばして~、眠らない夜を爪も伸ばして~♪
(その歌詞いろんな意味でアウトだなー)睡眠障害は睡眠のリズムや質の低下が考えられるんだ。
ふんふん、それはそうと寝てる時にピクピクする通称「寝ピク」ってなんなの?寝ている間に大いなる存在と交信しているのかしら、私?
(大いなる存在って誰だよー)それは「入眠時ミオクローヌス」といって短時間で起こる筋肉の収縮運動なんだよ。
そうなのね!あっ、寝ピクもそうだけど最近は朝起きると枕が濡れているのよね。きっと眠れない夜は枕を涙で濡らしているに違いない!
んー、それは涙じゃなくてよだれじゃないかな?睡眠中のよだれは口呼吸になっていることが考えられるよ!
脳の機能の異常
脳にある睡眠や覚醒をコントロールする部分や神経伝達物質(GABA、セロトニン、ノルアドレナリン、ヒスタミン、オレキシン)の分泌に何らかの異常が起こることで、睡眠のリズムや質が乱れます。
睡眠のリズムや質の低下を起こす原因
環境的要因:入学や就職・引っ越し・季節の変わり目など
生理的要因:生活リズムの乱れ・夜間頻尿・皮膚の痒み・更年期のホルモンバランス変化など
心理的要因:うつ病・不安障害・人間関係の悩み・イライラ・不安など
生活習慣的要因:入眠前のスマホ・アルコール・喫煙・コーヒーなどのカフェイン摂取など
睡眠時の「ビクッ」
寝ているときにビクッとなる通称「寝ピク」現象には、「入眠時ミオクローヌス」といいます。
「ミオクローヌス」とは短時間で起こる筋肉の収縮運動のことです。
うとうとしている寝入り際に、自分の意思とは関係なく手足の筋肉が動くことから、ビクッとした感覚を覚えるのです。
睡眠中のよだれの原因
睡眠中のよだれは口呼吸になっていることが考えられます。
口呼吸は口臭や喉の粘膜が乾燥することによる免疫力低下にもつながります。
睡眠障害に対するセルフケア
時が来た!さあ、眠れない秋田の眼鏡少女にセルフケアを教える時間よ!
うん、眠れる森の美女ね!まずは睡眠のリズムを整えることだね。
ふんふん、睡眠のリズムを整えたら後は大地に突っ伏すわ。人は土から離れては生きられないのよ!
(天空の城で有名な映画の有名なセリフ…)次に睡眠の環境を整えるんだよ。
リズムと環境、わかった!最後はー、右ひじ左ひじ交互にみて~♪右ひじ左ひじ交互にみて♪
それはリズムネタだねー!最後に睡眠の質を高めることだよ!
睡眠を整える3つのセルフケア
①睡眠のリズムを整える
決まった時間に起きて寝る、朝日を浴びる、昼寝は15時までに20分以内にする
②睡眠の環境を整える
寝室の温度や湿度を適切にする、カフェインやアルコールを摂取しない、
③睡眠の質を高める
入浴をする、アロマを焚く、寝る前にスマホを見ない
①睡眠のリズムを整える
・決まった時間に起きて寝る:一定のリズムを作ることで入眠しやすくなります。
・朝日を浴びる:朝日を浴びることでズレた体内時計をリセットしてくれます。
・昼寝は15時までに20分以内にする:15時以降の昼寝は夜の睡眠に影響が出ます。
②睡眠の環境を整える
・寝室の温度や湿度を適切にする:寝室が寒いと寝つきが悪くなります。
・カフェインやアルコールを摂取しない:夕方以降のカフェイン摂取や、寝酒は睡眠の質を下げます。
③睡眠の質を高める
・入浴をする:体温が下がり始める時に眠気が起こります。エプソムソルトを入れると温まります。
・アロマを焚く:アロマオイル、エッセンシャルオイルも有効です。おススメはラベンダーです。
・寝る前にスマホを見ない:ブルーライトや脳に情報を入れると交感神経優位になります。
院長青山のおススメセルフケア3選
①サウナに入る
疲労が溜まりすぎてリラックスできない方におススメです。
とにかく眠りが深くなります。
②毛玉取りをする
考えすぎてストレスが溜まる方におススメです。
一つのことに没頭するとスッキリするし、衣類もキレイになります。
③分厚い書籍を眺める
寝付けない方におススメです。
分厚く、字が小さく、内容が理解できない書籍を眺めると眠くなります。
また、体内時計を調節してくれるホルモンであるメラトニンの材料となるトリプトファンやGABAの元となるグルタミン酸は、肉や魚など動物性たんぱく質に多く含まれます。
神経伝達を促すカルシウムやビタミンB6が多く含まれている鳥肉や豆類、バナナなどもおススメです。
それでも眠れない時の対策
セルフケアをしても眠れない時は「目を閉じる」ことです。
実際に眠らなくても目を閉じるだけで脳波がリラックスモードのアルファ波に変わり、睡眠時の休息効果の約70~80%の効果があるとされています。
10~15分ほど仮眠を取ると仕事がはかどるのは脳内の睡眠不足が解消されるからです。
時間がないときは1〜5分間目を閉じて何も考えずにゆっくり呼吸をしていれば、脳内情報の整理が行われ、脳波は深い瞑想モードを表すシータ波状態になり、睡眠不足を補うことができます。
セルフケアは睡眠障害の原因や症状に合わせて選択することが大切です。セルフケアだけでは改善しない場合は、医師に相談することをおすすめします。
青山バランスアップ治療院の睡眠障害への対応
お得なチケット
【集中的に治療が必要な方に】
スタンダードチケット(6枚)
¥22,800→¥19,800(税込)
1回あたり¥3,800→¥3,300
¥3,000お得になります!
【長期的にメンテナンスの方に】
プレミアムチケット(12枚)
¥45,600→¥33,600(税込)
1回あたり¥3,800→¥2,800
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患者さんからの喜びの声
家族の紹介で通い始めてまだ数回ですが、全身のバランスが改善してきた感じがします。
朝起きても体がとても重だるいことが普通になっていましたが、前よりもぐっすり眠れるようになり、目覚めも良くなってきました。
一回の施術時間は15分くらいでも効果が実感できるのでおすすめです。
これからも続けて通ってみようと思います。
もっと元気になれると思うととても楽しみです!