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教えて青山先生!!

顎関節症、歯ぎしり・食いしばりでお悩みの方へ

歯ぎしり・食いしばり・顎関節症でお悩みの方へ
歯ぎしり・食いしばり・顎関節症でお悩みの方へ


登場人物

ククリちゃん

野球をしている元気な小学生の女の子。青山先生の娘。

青山先生

青山バランスアップ治療院院長兼、ククリちゃんのお父ちゃん


小学生のククリちゃんが、カラダの悩みについて治療家でお父ちゃんである青山先生に質問します。

青山先生は小学生でも解りやすいように説明していきます。

主症状


顎関節症の症状

もーーーっ、食いしばらずにはいられないわよーーーっ!!

そんなに歯ぎしりや食いしばりをしたら顎関節症になっちゃうよ。

そうなの?顎関節症になるとどうなるのー?

顎の痛みや口が開かない、放置すると顔や全身が歪むこともあるんだよ。

顎関節症の症状には以下のものがあります。
 

 顎周りの症状

 ・顎を動かすと顎関節が痛む
 ・顎関節を動かすと音がする
 ・口が大きく開けられない 
 ・顎の痛み        
 ・顎が重く感じる     
 ・顎や口周りがズキズキする
 ・偏頭痛や頭が重い感じ  
 ・首や肩のこり      
 ・耳鳴りやめまい

 身体の症状

 ・顔のゆがみ

 ・身体のゆがみ 

 自律神経症状
 ・不眠
 ・食欲低下
 ・心臓の動悸

 不定愁訴
 ・頭痛
 ・疲労感が取れない
 ・イライラや不安感

 精神的症状
 ・抑うつ
 ・やる気が出ない  
 ・気持ちがふさぎ込む

最近歯ぎしり・食いしばりが増えている?

なんで食いしばっちゃうんだろーーーっ、ほんとストレス社会だわ!

そうだね、食いしばりにストレスは関係しているからね(最近の小学生は大変だな…)

それにしても最近歯ぎしり・食いしばりの人が多い気がするけど、なんでだろ?

それは長時間のマスク着用や気づかないストレスが関係しているかもしれないね!

歯ぎしり・食いしばりとストレスの関係性


歯ぎしり・食いしばりの原因は噛み合わせの問題もありますが、大きくはストレスが関係しています。
歯ぎしり・食いしばりをすることで日々感じるストレスを発散しているという側面もあります。


最近はマスクをすることに慣れましたが、長時間していると耳や顎周りが疲れる感じはありませんか?

マスクによるわずかな力でも、長時間にわたり力がかかり続けると身体はストレスを感じます。

例えば、キツめの靴や服を一日中身に着けていると身体が凝ってくる感じがしますよね。自分では気づいていなくても、身体のセンサーは非常に敏感なのです。


マスクが接触している部分にかかるストレスによって顎周りの筋肉や関節にストレスがかかり、筋肉は緊張して硬くなり、関節の動きが制限されます。

顎周りがパンパンになった状態で生活していると、顎にはさらに力が入り、食いしばってしまいます。

その状態で眠ってしまうと、より強く食いしばりや歯ぎしりをしてしまうことになります。

ストレス=心の葛藤

そもそも、「ストレス」と聞くと、なんだかとってもイライラしている感じがしますよね?


ストレスとは心の葛藤なのです。

イライラだけでなく、不安や恐怖、緊張感、悲しい出来事、孤独感や落ち込みもストレスになります。


最近は暗い話題が多く、戦争やパンデミック、犯罪や自然災害などのニュースをテレビやネットで見るたびに、無意識にストレスを感じてしまいます。

例えば、戦争やウイルスに関連した映画やホラーやサスペンス、災害を扱った映画が苦手な人もいますよね?

ちなみに、私はホラー系の映画はビックリするので苦手です。


テレビやネットの情報から気づかないうちに、苦手な映画を見ている時と同じようなストレスを感じているのです。

ブルーライトと電磁波

ヒマな時間があるとついついスマートフォンを見てしまいますね。

特に寝る前にスマートフォンを見てしまうと、ブルーライトの影響で興奮状態になります。

また、寝る前に大量の情報を頭に入れることで脳が働いてしまい、睡眠が浅くなってしまうのです。

寝る前のSNSのチェックやYouTubeなどの動画は情報量がとても多いので寝る前は控えた方が睡眠の質は上がります。


さらに、スマートフォンから発せられる電磁波も睡眠の質を低下させます。

特に充電している時に電磁波は大量に発生します。

よって、スマートフォンを充電しながら目覚まし代わりに枕の近くに置いておくことは大量の電磁波を浴びながら寝ていることになります。

睡眠が浅くなると、歯ぎしり・食いしばりも強くなります。

顎関節が痛くなる病気の種類

ふむふむ、顎には知らないうちにストレスがかかっているのね!

そうだねー、最近はとにかく情報が多すぎるんだよね。特にYouTubeとかね。

観る時間減らさなきゃね………って、さては私の癒しの時間を削る作戦でしょ!

まあまあ…、顎関節が痛くなる病気は他にもあるんだよ!

・おたふく風邪(流行性耳下腺炎)

唾液を分泌する耳下腺(耳の前側下方に位置する)や顎下腺(顎の下に位置する)が腫れて痛みが生じ、発熱も伴います。おたふく風邪の原因はムンプスウイルスで、特に幼児から小学低学年の子供に多く見られます。

・エナメル上皮腫

歯を形成する組織に由来する、良性腫瘍である。好発年齢は10~20歳代で、性別では3:2で男性に多い。発生部位は下顎(かがく)に多く、特に臼歯部から下顎枝(かがくし)に好発する。原因は不明です。

・顔面けいれん

顔の一部がけいれんする病気です。緊張やストレスなどで誘発されやすく、顎の下の筋肉までけいれんするようになります。
血管、腫瘍などにより顔面神経が圧迫され、神経興奮が続くことにより起こると考えられています。

症状が続く場合や重度の場合、熱感や腫れが酷い場合は、歯科医や専門医に相談し専門的な治療を受けることをおすすめします。

原因

顎関節症になる原因

赤ちゃんのころは歯ぎしり・食いしばりしてないのにね。純粋無垢なあの頃にもどりたいわー。

そうだね…(まだ11歳で昔に戻りたくなるのか)

そもそも、なんで顎関節症になるのかなー?

偏った顎の使い方、歯ぎしり・食いしばりから顎関節に負担がかかり、起きるんだよ

歯ぎしり・食いしばりから顎関節症

生まれた瞬間に顎関節症になっている人はほとんどいないですよね?


関節がある日突然壊れるということはほとんどありません。

急性症状は痛めたその瞬間の動作や出来事が全ての原因ではなく、ほとんどは日々の体の使い方からその部分に負担をかけ続けた結果として痛めてしまいます。

痛めたその瞬間の動作や出来事は、今までずっと負担をかけていた部分にトドメを刺しただけなのです。


顎関節症も普段から偏った使い方や歯ぎしり・食いしばりを続けていくことにより、負担が筋肉にかかり、筋肉で受けきれない負担が関節にかかることで関節を痛めてしまったり、関節にある関節円板というクッションがズレる・硬くなる・変形することで、口を開けると関節がガクガクしたり、口が開かない、顎がパキパキ鳴るようになります。


さらに、顎関節にかかる負担には精神的なストレスも関係しています。

さまざまな負担が顎関節にかかることで顎関節症が発生しているのです。

そのため、治療の際には顎関節だけでなく、身体のバランスや精神的なストレスも緩和する施術が必要になります。

身体の歪みから顎関節症

さらに、このような負担は顎だけに限ったことではありません。


身体は首と頭を含めて一体となった構造であり、顎の骨と頭の骨で顎関節を形成しています。

たとえば、建物の土台がグラグラしていると建物の上部はすごく揺れますよね。

身体の土台である脊柱・骨盤・下半身など首から下がねじれたり片方に傾いたり、猫背や反り腰から頭蓋骨と顎の骨に負担がかかります。

身体の使い方が変わってきている?

最近は身体を固定する使い方が増えてきました。


仕事では肉体労働からデスクワーク中心となり、身体を動かす働き方から身体を固定して使う働き方に変わってきました。

デスクワークでは目を使うため首や顔を固定し、目の動きに集中させます。

手を使うために肘や肩を固定し、指先を素早く動かせるようにします。


顔を固めるときに目に一番近い関節が顎関節です。


顎関節を固めるために食いしばり顎の筋肉を固めて固定します。

目が疲れるとさらに固定を強くして目の動きに集中させます。

これを繰り返し毎日行っていると、日常的に食いしばる癖ができあがります。

また、これは首や顔、肘や肩だけに限ったことではありません。

腕や首の位置を固定するために背中、脊柱を安定させるために腰、土台である骨盤や股関節、そして足など、全身を固定することでデスクワークをしているのです。

よって、身体の負担は顎関節にも影響を与えるし、顎関節から全身に負担が伝わることもあるのです。


さらに、噛み合わせが良くない場合、噛む力が強くなる、ストレスがかかることで交感神経が働き、顎周りの筋肉が緊張して歯ぎしり・食いしばりが強くこともあります。

また、リラックスするために食いしばることもあります。

脱力するために力を入れて力を抜くことで脱力状態を作ります。

顎関節から音が鳴る原因

ねえねえ、口を大きく開けると変な音がするんだけどー。

どれどれー、ちょっと診せてごらん。

なんで顎から音がでちゃうの?

顎のズレや関節円板が硬くなったり変形することで音が出るんだよ。


顎関節は負担のかかりやすい関節


噛み合わせが悪くなると偏って噛むようになり、顎の筋肉や関節に負担がかかります。

偏った負担によって関節円板というクッションはズレたり・硬くなったり・変形します。そこから口を開けるとき顎がズレることで痛みや音がでます。


この音のことを「クリック音」と言います。


関節円板のズレや硬化、変形がある場合、音がしなくなっても治ったわけではないので注意しましょう。

歯ぎしり・食いしばり・顎関節症を放置すると

まあまあ、言っても顎の調子が悪いくらいだから、そのうちよくなるでしょ!

ほほー、歯ぎしり・食いしばり・顎関節症をなめてるな。

えっ?歯ぎしり・食いしばり・顎関節症ってほっとくとどうなるの?

顎関節だけでなく、歯や口の中、さらには全身にも症状が出ちゃうんだよ!


口の周りの症状

口が開けにくくなったり、開けると痛みが出たり、噛むと痛むようになりします。
また、歯が割れたり欠けたりすることもあります。


歯が摩耗したりグラグラしたり、骨隆起や知覚過敏が起きたり、歯髄炎や歯周病が悪化したり、顎関節症になったりすることもあります。

顔のゆがみ

口周りだけでなく顔全体が緊張します。顔の緊張は表情が悪くなるだけでなく、顔色やクマやほうれい線が目立つようになったり、顎周りの筋肉が発達することで顔が大きく見えるようになります。


さらに、下顎骨がゆがむことで顔のバランスも悪くなります。

下顎骨のゆがみによって食いしばりが左右で違うと、顔の形も左右で違ってきてしまい筋肉の厚みが骨の厚みに影響を与えます。

全身のゆがみ

食いしばりや歯ぎしりによって首の横にある胸鎖乳突筋と前にある斜角筋が緊張することで、顔が前に出て頚椎が前にズレてしまいます。さらに、顎のズレがあると左右だけでなくねじれるようなズレも生じます。


脊柱は全体でバランスを取るため、頚椎がズレると胸椎が後ろにズレてしまい、猫背や巻き肩の原因になります。

猫背や巻き肩になると肩がこるだけでなく、呼吸が浅くなる、身体が重い、眠気、やる気の低下などの酸欠症状も現れます。

さらに、胸椎が後ろにズレることで腰椎が前にズレることで、反り腰になります。


腰椎が前にズレることで尾骨仙骨も後ろにズレるため、骨盤が後ろに傾き、お尻が下がる、脚が外に向くなどの症状が現れます。

身体は中心に重心がある方が安定するようにできているため、重心が外に向くと身体の外側にかかる負荷が増えるため、下半身の安定感が失われ、足の裏の接地が悪くなります。

その結果、全身のバランスが悪くなります。実際に、顎関節症の患者さんの骨盤周りを調整すると、口の開閉がスムーズになるのは、顎から全身にかかるゆがみが関連しているからです。

さらに、顎関節症は全身にも影響を与えます。食いしばりや歯ぎしりによって側頭筋が緊張することで頭痛が起きます。

首や肩の緊張によって首や肩こりも発生し、胸鎖乳突筋や斜角筋、小胸筋などの緊張が起こることで手のしびれや冷たい感じが現れることもあります。これは胸郭出口症候群と呼ばれます。

精神的な症状

朝起きた時、顎の周りが緊張していたり、歯が痛いことはありませんか?

歯ぎしり・食いしばり・顎関節症によって不眠症や睡眠障害が起きることもあります。

寝ている間に歯ぎしりや食いしばりをすると、ストレスによって交感神経が活発になり、睡眠を調節するメラトニンの分泌が減少します。

その結果、「眠れない」「眠りが浅い」といった症状が現れます。

さらに、顎関節症は自律神経にも影響を与えることがあります。

顎関節症によるストレスがかかると、交感神経が優位に働きます。

自律神経は身体のバランスを調節する役割がありますが、適切に制御されないと不眠や動悸、多汗などの症状が現れます。

その他にも、顎関節症によって原因不明の体調不良や抑うつ症状が引き起こされることがあります。

顎関節症による顎周りのストレスや、全身のゆがみからくる不調が重なることで、倦怠感、冷え、むくみ、イライラ、うつ状態などの症状が現れます。

当院でもいつも肩がこっている、思い当たる原因が無い筋肉や関節の痛みなどの悩みの方が多く来院します。そういった方の身体を診ると「肩こり+自律神経」「筋肉の痛み+自律神経」「関節の痛み+自律神経」の様に悩んでいる症状に加えて、自律神経症状が合わさっていることが少なくありません。

症状がなかなか改善しないのは原因が筋肉や関節ではないかもしれません。

したがって、顎関節症の治療では顎関節だけでなく、全身のバランスや精神的なストレスを緩和する全体的なアプローチが重要となってきます。

構造理解

顎関節の構造と顎関節症を起こしやすい人

んーーー、顎ってなんだか複雑ねー。

そうだね、顎関節は強いクッションがあって口を大きく開けるたびに外れるように動く関節なんだよ。

へーーーっ!歯ぎしり・食いしばり・顎関節症を起こしやすい人の特徴ってあるの?

女性、食いしばるスポーツ、デスクワーク、ストレス・不安が強い人に多いかな!

顎関節は口を開ける時にスライドする?

顎関節は下顎骨にある突起である下顎頭と、側頭骨にあるくぼみである下顎窩とが組み合わさって形成されています。

関節の間には関節円板と呼ばれるクッションのような物が存在します。

顎を動かすための筋肉には、咬筋や側頭筋、内側翼突筋、外側翼突筋、舌骨筋群などがあります。

これらの筋肉が協力連携することで顎の運動を行います。

通常の関節の作りでは突起の部分と受ける部分がしっかり噛み合いスムーズに動きますが、
顎関節は口を大きく開ける時に一度関節が外れるように顎の骨が前にスライドし、閉じるときにスライドした顎の骨が元の位置に戻るようにして動きます。


そのため、顎関節症がない人でも口を大きく開閉するとガクガクと音がすることがあります。

この様に特殊な動きをするため、顎関節には負担も大きくかかります。

その負担を減らす役割を果たしてくれるのが関節円板です。
関節円板はクッション性が高いのですが、偏った使い方や食いしばり、歯ぎしりを繰り返すことで関節円板がズレたり、硬化したり、変形することがあります。

顎関節症は、下顎頭や関節円板に異常な力がかかることで起こります。

顎関節症の症状としては、痛みや音(クリック音やジャリジャリ音など)が出ること、口を開け閉めする際に制限がかかる、顎のズレ、顔のゆがみ、頭痛、不眠症などが挙げられます。

顎関節症を起こしやすい人

顎関節症は女性により多く見られる傾向があります。また、歯を食いしばるようなスポーツやデスクワークを行う人にも多く見られます。

特に、ほおづえをついたり長時間同じ姿勢を続けることは顎関節に負担をかけます。

他にも顎関節症になりやすい特徴として、口を閉じていると上下の歯が接触している、片側の歯で噛む、歯並びの不良、未治療の歯の問題などがあります。

顎関節症になりやすい習慣や要因を理解し、予防や適切なケアを行うことが大切です。

定期的な歯科検診や、ストレスの管理、噛み合わせの調整、適切な姿勢の維持などが顎関節症の予防や改善につながります。

それに加えて、ストレスや不安、精神的な緊張も顎関節症に関係しています。

ストレスが高まると、顎の周りの筋肉を強く緊張させたり歯を食いしばる傾向があります。

筋肉は斜角筋、胸鎖乳突筋など首の横や前の筋肉が緊張します。

また、関節や筋肉に対する怪我や外傷なども顎関節症の原因となります。

一般的に、以下の要素が関節顎症を起こしやすい人の特徴です。

・イライラしやすく食いしばりや歯ぎしりの習慣がある
・歯を食いしばるスポーツをしている(接触スポーツや格闘技など)
・デスクワークや長時間同じ姿勢をしている
・ストレスや不安が多い
・歯並びが悪く、噛み合わせが悪い
・関節や筋肉に怪我を経験している


これらの要素が顎関節症のリスクを高める可能性がありますが、個人によって異なります。

顎関節症について気になる場合は、一度歯科医や口腔外科医に相談しましょう。

解決法

歯ぎしり・食いしばり・顎関節症のセルフケア

歯ぎしり・食いしばり・顎関節症がヒドい時はどうしたらいいのー。

日常生活では舌を上顎につける、軽く舌を噛む、ガムを噛みすぎないことが大事かな。マグネシウムサプリもオススメだよ。

ふんふん、じゃあ寝る前のケアってなにかあるのー?

アルコールを控える、寝具を変える、マウスピース、エプソムソルト、マグネシウムオイル、がおススメかな。

もっと顎にダイレクトに効くセルフケアとかないのー?

んーそうだねー、アイシング、咬筋・側頭筋マッサージがおススメだよ!

日常生活中のセルフケア

・舌を上顎にくっつける

食いしばりをする方に多いのが「舌が落ちている」ということです。舌は通常は上顎にくっついているので、舌が落ちると歯と歯が当たってしまい、食いしばりが増えてしまいます。

舌を上顎を押すようにくっつける、また軽く舌を噛むのも有効です。


・ガムなど歯ごたえのあるものを食べすぎない

噛むことはストレス解消やリラックス効果もありますが、やりすぎは顎周りの筋肉に負担をかけます。
さらに噛み続けることで強く噛むようになり、顎関節に負担をかけます。

 

・マグネシウムを取る

マグネシウムは筋肉の緊張を緩める作用があります。日本人はカルシウムの摂取は多く、慢性的にマグネシウムが足りないと言われています。足りないと筋肉が緊張する、足がつるなどの症状がでるため積極的に摂取することが重要です。

マグネシウムの多い食品はあおさ、わかめ、天草です。おススメはサプリメントで摂取です。


寝る前のセルフケア

・アルコールを控える 

アルコール摂取はリラックスしているようにみえますが、交感神経が優位になり自律神経が乱れます。アルコール摂取してから寝ると鼻や咽頭の通気が悪くなるだけでなく、興奮するため眠りも浅くなり歯ぎしり・食いしばりが増えてしまいます。

・自分に合った寝具に変える 

睡眠不足や体調不良はパフォーマンスの低下だけでなく、睡眠の質が下がることで歯ぎしり・食いしばりにつながります。自分に合った寝具を選ぶことで睡眠の質を上げ、で歯ぎしり・食いしばりを減らします。

・マウスピース(ナイトガード)を作る 

マウスピースをすることで歯ぎしり・食いしばりによって歯が削れることを予防します。また、歯と歯で歯ぎしり・食いしばりをするより、マウスピースを間に入れることで歯茎にかかる負担を減らすことができます。

・入浴の際にエプソムソルトを入れる 

エプソムソルトとは塩ではなく『硫酸マグネシウム』のことです。マグネシウムは皮膚から吸収する経皮吸収をするため、食事からとることが出来ない方へおススメです。

温浴効果がとても高く血流を良くし、筋肉がほぐれるので肩こりや腰痛にも効果があります。 むくみ解消や便秘解消などのデトックス効果も期待できます。 


・寝る前に顎周りにマグネシウムオイルを塗る 

マグネシウムには筋肉を緩める効果があります。マグネシウムオイルを就寝前に顎周りに塗ることで緊張を取ってくれるため、歯ぎしり・食いしばりが少なくなります。若干べたつきますが、肩こりや首コリなどの筋肉のこりや緊張にも効果的です。


・ラベンダー・ヒノキなどのエッセンシャルオイルをディフューズする

就寝中にエッセンシャルオイルをディフューズすることでリラックスして眠ることが出来ます。

ラベンダーは怒りや不安を和らげ、疲労を回復させる働きがあります。また、リラックス効果が高く、寝つきが悪い、眠りが浅い時にも役立ちます。ヒノキは鎮静作用が副交感神経を優位にし、自律神経を整え、脳や心身をリラックスさせ安眠へと誘います。

顎関節・咬筋・側頭筋に直接アプローチするセルフケア

痛みが強い場合

アイシング

①アイスパック、またはビニール袋に氷と少量の水を入れる

②空気を抜いて患部に薄いタオルを敷き、患部に当てる

➂15~20分程アイシングする

痛みや腫れが強い場合は再度アイシングしても大丈夫です。アイシング後は1〜2時間あけてから行いましょう。

症状が続く場合や重度の場合、熱感や腫れが酷い場合は、歯科医や専門医に相談し専門的な治療を受けることをおすすめします。

 

顎周りが固い場合

咬筋・側頭筋ほぐし

①手を軽く握って拳を作る

②咬筋部分の一番下からゆっくり3点押す

➂側頭筋部分をゆっくり3点押す

 

咬筋ほぐし(正面から)

咬筋ほぐし(横から)

側頭筋ほぐし

 

押し方のコツ

1.ポイントをゆっくりと押す

2.押した状態をキープして上方へ持ち上げる

3.そのまま3秒キープする

4.ゆっくり静かにはなす。


筋肉は押したときに緩むのではなく、離すときに緩みます。よって、離すとき静かに丁寧に行うと効果的です。また、強く押しすぎると筋肉はかえって緊張します。

刺激が強すぎるということを例えるなら筋トレをしていることと一緒です。筋肉を押していき、手が止まるところがベストです。物足りないぐらいが一番効果的です。

症状が続く場合や重度の場合、熱感や腫れが酷い場合は、歯科医や専門医に相談し専門的な治療を受けることをおすすめします。

青山バランスアップ治療院の解決法

全身バランスアップ調整

全身バランスアップ調整(¥3,800)+顎調整(¥1,000)=¥4,800

・全身バランスアップ調整

身体を一つの構造体として診立て、手技を用いて筋肉・関節・神経を調整し、全身バランスを整えることで「痛み」「姿勢」「呼吸」を改善します。


1.筋肉の緊張・弛緩を平均化

2.関節の変位を矯正

3.神経の働きを正常化


 

全身バランスアップ調整の特徴

1.全身バランス徹底調整

2.短時間で身体の変化を実感

3.痛み・姿勢・呼吸の改善


顎関節の施術を受けるリスク

施術によって動くようになることで痛みを感じることがあります。当院では細心の注意を払って施術いたします。ご安心ください。


場合によって痛みが出たらアイシングしていただけると痛みが軽減します。

良くなるまでの平均施術回数

食いしばり、顎の痛みが気になる方

軽度:2~4回

中度:6~8回  

重度:10~12回


顔のたるみ、左右のバランスが気になる方

軽度:6回

中度:12回  

重度:14回~


※施術回数や費用は年齢や性別、身体の状態や生活環境など個人差があります。

特に生活の中で負担がかかることが多い場合は施術回数や費用がかかります。

生活の中で出来るだけ負担を減らすことで施術回数や費用がより少なくなります。

顎関節が良くなるまでの費用

顎関節の痛み、食いしばりが気になる方

全身バランスアップ調整(¥3,800)+顎調整(¥1,000)=¥4,800¥4,800×6回=¥28,800
 
スタンダードチケットご利用の場合 
¥4,300×6回=¥25,800¥3,000お得になります!


顔のたるみが気になる方

小顔・顎矯正=¥7,600¥7,600×6=45,600


スタンダードチケットご利用の場合
(スタンダードチケット2枚利用 )
¥6,600×6回=39,600¥6,000お得になります!

プレミアムチケットご利用の場合
(プレミアムチケット2枚利用)
¥5,600×6回=¥33,600¥12,000お得になります!


※施術回数や費用は年齢や性別、身体の状態や生活環境など個人差があります。

特に生活の中で負担がかかることが多い場合は施術回数や費用がかかります。

生活の中で出来るだけ負担を減らすことで施術回数や費用がより少なくなります。

集中的に治療が必要な方に

スタンダードチケット(6枚)

¥22,800→¥19,800(税込)

1回あたり¥3,800→¥3,300

¥3,000お得になります! 

長期的にメンテナンスの方に

プレミアムチケット(12枚) 

¥45,600→¥33,600(税込)

1回あたり¥3,800→¥2,800

¥12,000お得になります!

喜びの声 


1週間前位から顎の付け根が痛く、口を大きく開ける事が出来ずネット検索したら青山バランスアップ治療院を発見し、朝電話してお昼に伺いました。

整骨院等は経験がなかったので不安はありましたが、先生の丁寧な説明でお任せ出来ました。

腰と膝にも痛みがあったので、まとめてお願いしました。施術中は所々痛みもありましたが、帰りには口も開き、膝腰も大分軽くなってました。

また、鼻炎持ちな私ですが、帰って来たら鼻がスースー通り鼻炎も改善されているみたいです。自分にはいい感じです。

慢性的な肩凝りに10年以上悩まされていましたが、よもや骨盤の歪みからきているとは驚きました。

細かく身体の現在の状態を教えて頂き、自分の普段の身体の動かすクセと歪んでいる部分や理由と合致していました!施術後、肩首背中が苦しかったのが嘘のようにとれて楽になりました。

歯の食いしばりから、頬と側頭部が発達してしまい出っぱって張っていましたが、それもかなり改善されました!まだ調整が必要とのことでしたので、次の通院が楽しみです!

前から顔のかたむきとたるみが気になってました。

みてもらうと顔のかたむきが体からきているとのことでした。自分では気づかなかった股関節や膝の不具合も見抜かれました。

2回目でかたむきはなく顔が引き締まってきました。股関節や膝の不具合も良くなりとても満足です。

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