最近、頭痛が増えてきた方へ
頭痛の種類
頭痛は大きく分けて2つの頭痛があります。脳の血管が拡がって痛む「片頭痛」 筋肉が緊張して痛む「緊張型頭痛」その他、重篤な疾患から起こる頭痛もあります。
片頭痛とは?
脳の血管が急激に拡張して起きるのが「片頭痛」です。 脳の血管が拡張することで、周囲の三叉(さんさ)神経が刺激され発生する炎症物質がさらに血管を拡張して「片頭痛」が発症します。寝不足、疲労なども「片頭痛」の原因です。
緊張型頭痛とは?
頭の横の筋肉や、肩や首の筋肉が緊張することで起きます。 筋肉の緊張で血流が悪くなった結果、周囲の神経が刺激されて起きます。精神的・身体的ストレスであることが多く、パソコンや長時間同じ姿勢をとる人に起こりやすいです。
片頭痛、緊張方頭痛の症状
「片頭痛」が起こる直前には肩こりが出ることもあり、こめかみから目のあたりが心臓の拍動に合わせた痛みがでます。 頭の片側だけが痛いとは限らず両側が痛むこともあります。
「片頭痛」の特徴は体を動かして頭の位置を変えると痛みが増幅する。また頭痛以外に吐き気、嘔吐、下痢などの随伴症状があり、光、音、におい、気圧や温度の変化に対し敏感になることも特徴です。
頭痛は数時間程度のこともあれば、3日間くらい続くこともあり、頻度や時間には個人差がありますが、多い人では1週間に1回と周期的に頭痛を繰り返します。
長時間のパソコンの使用などから、目の疲れや首肩の緊張から痛みが現れやすいのが「緊張型頭痛」です。後頭部から首筋を中心に頭全体をしめつけられるように痛みがでます。
吐き気や嘔吐などといった頭痛以外の症状は現れず、日常生活への支障も片頭痛ほどではありませんが、数時間で治まる場合や、頭痛が数ヶ月以上も続くなど、慢性化するケースもあるようです。
青山バランスアップ治療院の診立て
首は成人で4~6kgある頭を支えているため、頚椎のズレによる負担はとても大きいです。また、歩行時に生じる頭にかかる衝撃を緩和させています。その他、首の筋肉は頭蓋骨に付着している筋肉と連動して衝撃を和らげるために緊張しています。
昨今、長時間のパソコン、スマホなど前傾姿勢を続けることが増えたため、頚椎にかかる負担が増えています。その結果、首かかる負担が受けきれず頚椎にかかることで負担を逃がすように頚椎を変位させた結果、頚椎のズレが起きます。
昨今、長時間マスクを着用しているため、顎関節周りかかるストレスが増え、歯ぎしり・食いしばりが悪化し、頭痛になる方が多くみられます。
二酸化炭素は頭蓋内血管を最も強く拡張させる化学的因子で、この拡張が片頭痛を引き起こしてしまうのです。
また酸欠症状により身体がダルい・重い、眠い、やる気が出ないなどの症状もみられます。
危険な頭痛の見分け方
来院頻度
軽度:4~6回 中度:6~8回 重度:8~10回
青山バランスアップ治療院
青山幸太