30代女性に急増中の「夏の疲れ」は

朝から体が重い、やる気が出ない…
「夏バテかな?」と思って放っていませんか?
でもそれ、単なる疲れではなく自律神経失調型バテかもしれません。
最近、30代女性に多いのが「朝からだるい」「寝ても疲れが取れない」「気分が落ち込む」といった不調です。
それ、気温差や冷房、ストレスのせいで自律神経が乱れているサインです。
自律神経が乱れると、なぜ不調になるの?

自律神経は、呼吸・血流・内臓の働き・体温調節などをコントロールする大切な神経です。
交感神経(活動)と副交感神経(休息)のバランスが崩れると、全身の働きがガタついてしまいます。
夏は、外の猛暑と室内の冷房の温度差が激しく、体にとっては ストレスの連続です。
このギャップが、自律神経に過剰な負担をかけるのです。
さらに、寝苦しさで睡眠の質が低下したり、冷たい飲み物や食事で内臓が冷えたり…
内臓の働きが落ちると、血流や代謝が悪くなり、朝から疲れている体になります。
東洋医学では「冷えは万病のもと」とされ、自律神経の乱れとも深く関係しています。
今日からできる!夏の自律神経バテ対策

朝日を浴びてリセット
朝起きたらカーテンを開けて自然光を浴びましょう。体内時計が整い、自律神経の切り替えがスムーズになります。
白湯を一杯、冷たいものは控えめに
起き抜けの白湯は、冷えた内臓をやさしく目覚めさせます。
1分深呼吸+肩甲骨ストレッチ
呼吸を深めるだけで副交感神経が優位になります。肩まわりをほぐすと、全身の血流も改善します。
夜はぬるめのお風呂でリラックス
38〜40℃のお湯に10分ほど浸かります。交感神経の緊張がゆるみ、ぐっすり眠れる体を目指しましょう。
あなたの不調は、あなたのせいだけではありません。
正直、現代の夏が、体に過酷すぎるだけなのです。
ちょっとした習慣を見直すだけで、朝の「だるい…」は変えられます。
少しずつ整えて、心と体にやさしい夏を過ごしましょう。